ただ4、5話を観るだけ配信。『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』同時視聴

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04:43 ライブ開始
17:00 4話見始め
49:15 5話見始め

#同時視聴 #ろうきん #Vtuber

View Comments (1)
  1. お疲れ様です、ストーンサテライトです。

    同時視聴では色々理解が追いつきませんでしたが、見返して思ったのは、この第4話と第5話はおそらくミツハさんの頭脳派なところを見せる回(のつもり)だったのだろうということです。

    それにしては開店初日なのに店の前で呼び込みもしないし、商品紹介用のパネルやポップの用意もないし……といった具合でツッコミを入れ始めるとキリがないですが、とにかく作者さんとしてはこれで頭の良いところを見せたつもりなのでしょう。

    創作物としての問題は、登場人物がみんな揃って頭が悪いことよりも、主人公の想定を超えた人物も出来事も発生してこないことの方だと思います。設定上、主人公はまだ高校を卒業したばかりで社会人経験がない(おそらくバイト経験もない)はずなので、初歩的なことを見落としたり、先入観や勘違いで失敗をしたりする場面を作っても不自然ではありません。ですが、なぜかそういう思考錯誤や紆余曲折は、エピソードとして描かれないばかりか簡単な回想としてさえ一切出てきません。基本的に主人公は、異世界人の前で恥を掻きませんし、思慮不足や未熟さを指摘されることもありません。

    この作風はミツハさんの人物像にも表れていると言えるでしょう。彼女の特徴として、その場その場で変な嘘を吐き、話が進んでから他人事のようにヤレヤレ顔をしがちですが、これは彼女だけでなく作者さん(あるいは作者さんが想定する読者層)のプライドの高さを反映しているように思います。失敗を黒歴史と捉えると、それを見ただけで「プライドが傷つけられる」気分、あるいはいわゆる共感性羞恥を呼び起こされるのかもしれません。

    そのせいで、作品世界の奥行きが犠牲になり、ミツハさんが異世界に来たという実感が失われ、人間も人間関係も薄っぺらなものになって、作品全体がどんな人がどこで何をする話か分からなくなっていますが、大した問題ではないということでしょうか。

    ミツハさんが頭脳派の主人公で、彼女の言動はすべて正解として描かれていると仮定すると、彼女は常識的な善人という話になるかもしれません。

    現代日本で調達した物品を売るのはチートではなく、自分が使える手札でフェアな勝負をしていることになるでしょうし、詐欺やぼったくりは「需要と供給」を見極めた賢い商売、パーティの最後にお菓子を差し出すのは美しい自己犠牲ということになるでしょう。第4話でライナー子爵家の仕事を引き受けて、求められている以上の介入をするのも、商売に不必要な(アニメにも不必要な)道楽やお遊びではなく、単純な損得勘定を離れた思いやりによる善行になります。お嬢様のプロデュースなのにお嬢様の意見を聞かず、その人柄を反映した演出にしないのも、世話の焼けるツンデレ令嬢(反抗期)を手取り足取り介護してあげた美談、ということでしょう。

    異世界の風土や生活環境なんぞリサーチしなくても日本の製品が売れないはずはないし、現代でも外国人は敬遠しがちな生魚の料理だって食べてもらえば不興を買うはずはない。魚や砂糖の出どころを聞かれても上手く嘘を吐けば、ストーカーされることも強盗に入られることもないし、身の危険があればPMCに教わった拳銃をぶっ放せばいい。貴族の成人式で普通何が行われるか知らなくても、自分がプロデュースした寸劇は絶対にコケないし、貴族だろうが何だろうが、未開人なら上手い飯を食わせておけば満足する。日本人としても賢い自分が、異世界や原住民に学ぶことは何もないし、未開人相手に細かい配慮も必要ない、いざとなれば商品と拳銃で黙らせられる……。

    あえて言いますが、こんなに「異世界」や「ファンタジー」とは正反対で、それらを汚す作品も珍しいのではないでしょうか。『劣等生』、『孫』、『いせちー』、『八男』、『いせれべ』などにしても、主人公の知らないところで敵や黒幕(無能ではありますが)が暗躍している描写はありましたし、『神達』にしたところで、主人公に不足している部分、主人公が抱えてきた痛みに対して、他者がフォローする描写はありました。それに対して『ろうきん』は、ずっと主人公の思惑通り、ずっと自己完結していて、不思議もワクワクもありません。たまに主人公がつまずいても、脳内お兄ちゃんがテキトーなことを言ってそれで終わりです。両親と兄が死んでいるのに物語的にはノーダメージに等しく、お金に困ってもいないのに謎の理屈で金貨8万枚を貯めようと思い立ち、瞬間移動で何でもできるのにそれは使わず、現場や住民を知りもしないでしょぼい商売を始め、リスクも考えず準備もせずに貴族の事情に足を突っ込んで……。もはや「主人公に都合が良い」のでさえなく、作者さんにとって都合が良いだけです。

    自己完結的ということでもう1つ言えば、女性キャラもその扱われ方も、「前時代的なジェンダー観の男性が求める魅力的な女性キャラ」、「前時代的な男性が思う、女性が喜ぶ女性の扱われ方」に終始しています。今の時代、主人公を現代日本の女性にするなら、「セクハラされて黙ってる女じゃないぞ」、「白馬の王子様を待つだけの女じゃないぞ」、「女であるせいで色々と苦労を強いられてきたぞ」という描写を入れるのがむしろ主流でしょうし、なろう系(ネット小説原作)にだってそういう作品もありますが、不思議なくらい何もありません。主人公は幼く見られるという設定があるのに、商売をしていて「こんな小娘が……」と悪口を言われることもないのです。

    もちろん、人によっては本作のそういう部分が「男たちと対等に渡り合う女」、「男たちに『師匠』と頭を下げさせる女」という女性優位の描写に見えるかもしれませんが、作者さんとしてはむしろ、男女の対立のような“見苦しい”(自己完結しない、感情移入した読者のプライドを傷つけかねない)ものは書かないと決めているのではないかと思います。変な話、作者さんがその気なら、ブルセラのくだりで主人公が不快感を示すとか、パーティのために主人公自身も着飾って注目を集めてお嬢様に嫉妬されるとか、やりようは色々あったはずなので、ミツハさんを不必要に可愛く描かないことは本当に作者さんの意志だと思います(今のところの判断ですが)。

    今回はいせれべの時とは違い、先の展開を見ていないので何とも言えませんが、どなたかがおっしゃっていたように後半から面白くなるのであれば、責めてそれを期待したいと思います。『八男』の第10話、第11話のようなこともあるかもしれませんし、そうなれば僕がここに長々と書いたことも的外れということになってくれるかもしれません。

    長文失礼しました。

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