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インパクト以降⑤ フェースは返す? 返さない? ……プロのフォローはすごく返っているように見えて、それ憧れるんだけど、やっぱり返すのはよくないのかなぁ? のお悩み、スパッと解消《第44回》

by MOEPP



写真は一瞬の切り抜きとはいえ、フォローでフェースが地面を向くくらい返っているトッププロの1コマ。今は以前より少なくなっただろうが、これまで仕事柄何枚も見てきた。それを時折、複数人のプロに話した。すると「〇〇選手は思い切りフェースを返しているよね」。「いや、これ、返していないよ。勝手に返っちゃてるんだよ」。「返って見える? こんなの返るに入ってないよ」と感想はバラバラ。結果、思うにプロのようにフォローが取れれば、力強い打球で飛ばせるのは間違いないなさそうだから、我々アマチュアは憧れのそれに少しでも近づくようにフェースは返すべきだ、と結論付けた。……湯原の指導を受けるまでは。
今回の講義、始めて出席する人に対しても丁寧な説明がされていて、フェースを返すか、返さないかの判断がつくはず。一方、これまで講義をしっかり受けてこられた、あなた。ホントは「うん? 湯原に教わったとおりにスイングすれば、フェースを返すか否かなんて、何も悩むところじゃないだろう」といった考えがすぐに浮かんでほしいのですが、いかがでしょうか?

ゴルフ界随一の理論派プロ 
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 今回のテーマ
01:40 フェースを返すとは⁉
03:14 ゴルフ的には不要
05:02 左右対称的にも
05:30 格好良く収める
06:30 矯正、リスク多し
08:03 フックを打つには?
10:08 まとめ

▼当チャンネルURLはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCOIortj9oSFFX9Hszm8MT3w

#ゴルフの知識を深める~スイングの核心~

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1 comment

やまねこ軒太郎 January 31, 2023 - 9:55 pm

公転か自転か・・。
むしろ、フェースを自ら返す=自転という場面・状況があるのかないのか・・。
あるいは、技術的な打ち方として上級者が意識してフェースを返すことがあるのかどうか、そういうことではないかなと思いました。
湯原さんはラフからの160ヤードPWショットの場面を例にされていましたが・・。
一般のアマチュアは、腕を返すアームローテーションの技術で充分のような気がしています。
インパクト後の手の返りはワタシは別問題だと思っています。

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